インビザラインなどを用いたアライナー(マウスピース)矯正治療を小児から成人まで行っています。

特に小児では第1期治療という小学校低学年で乳歯奥歯がまだ残っている時期からの治療を行っています。

この時期はまだ顔が成長途中なので、鼻と顎の成長予測は十分にできませんが、生えてきた永久歯前歯の歯並びが悪いために虫歯にしてしまったり、歯軋りで変な形に削れてしまったりすることがあります。まず上下4本ずつの前歯をきちんと並べることが将来のためには重要です。その後必要に応じて、第2期治療を中学生になってから開始します。

また成人の方で歯並びが気になっているけどという方、歯周病で歯が倒れてしまって歯磨きが難しかったり、噛み合わせが悪く、歯を揺さぶってしまう様な状態だったりすれば歯周病は一層悪化していきます。適切な方向に歯を立て直す事が、これからの’歯の寿命を伸ばす”ためには重要になります。

2024年4月からAngelalign様のご好意により国内正式発表前のエンジェルアライナーを使用させて頂けることになりました。

これでアライナー治療はインビザラインとエンジェルアライナーの2社の製品を使用して治療が進められます。

インビザライン、エンジェルアライナー共に、永久歯前歯だけの移動といった治療制限はなく、乳歯と永久歯の混在した混合歯列期からの治療も含め、ほぼワイヤー矯正と同じ治療が可能になります。

それぞれの利点があるため、さらに治療の幅が広がります。